ライラックR92のチャージランプ不良

 

ライラックの季節がやってきました。
 
花ではなく、オートバイです。
 
以前から気になっていたチヤージランプが、高速回転時に薄く点灯する不具合です。
 
 
 
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直流発電機にありがちな、ブラシ不良かと思っていました。
 
常套手段から、ブラシを点検、アマチャコイルに付くコミュテイターの荒れを清掃、ブラシは編磨耗ぎみなので交換しました。
 
 
 
 
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若干良く成ったけど、やはり高速回転ではダメ
 
 
レギュレヘターにテスターを付けて電圧測定
 
 
 
 
 
 
 
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当然電圧差があるために、ランプ点灯
 
原因はレギュレーターに有りそう
 
古い車両は、新品部品に交換するのがベストですが、最近は、国産の安い12V接点式レギュレーターが供給が無くなり入手困難になっています。
高価なレギュレターを購入する前に、修理調整を試みてみます。
 
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基本的には、接点式のレギュレーターは調整機能が付いています。この三菱製の物は、エアーギャツプをスライドできる構造となっていて広げると電圧は上がります。日本電装製は、ラジオペンチで、鉄片を曲げてギャツプを調整します。電圧計と、シヤージランプが点灯するポイントを確認すると、どうも電圧が低すぎて、可動接点がチヤタリングを起こしランプが薄く点灯している様です。ギャツプが少ない為、すぐに高速側に入り、負荷抵抗⇒無発電⇒低速側⇒発電⇒高速側⇒負荷抵抗の繰り返しを行っています。
 
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電圧調整を高く成るようにギャツプを広げると接点も落ち付きました。ヘッドライト点灯し負荷を掛けても電圧が安定しチヤージランプも消灯
 
大事に至らずやれやれです。

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