こんな本読んだよ「戦略がすべて」「雇用破壊」
投稿日 : 2019/10/30
一つは、瀧本哲史著「戦略がすべて」友人のブログで紹介されていた本、
もう一冊は、森永卓郎著「雇用崩壊」
2人とも私の好きな作家です。
瀧本氏は、息子の恩師であり、以前からちょくちょく先生の事を聞かされていました。
全作品の「僕は、君たちに武器を配りたい」も今の若い人たちに限らず、資本主義経済の中で暮らす、すべての人に役立つ現代版の指南書だと思います。
戦略がすべてでは、今の経済の動き、何が流行し、そして勝ち残れるかが示されています。最後に戦略を立てれない日本人にヒントを与えています。
森永氏の雇用崩壊は、現在の資本主義経済の弊害、特に雇用について述べられています。
格差拡大が加速していく現代、その原因が3本の毒矢である現政策、第4次産業革命であると述べられています。そしてその解決策は、一億総アーティストになる。
つまり一人一人が、クリエイティブな仕事しか残らない。役に立たない事を示唆しています。
いささか現実離れしてはいるがそう締め括っている。
瀧本氏の本と、比べると最後に知りたい解決策が、理想と現実的で対照的な本であると思いました。
どちらも、当たっているので、面白い本です。
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