世にも奇妙なコンクリート櫓「不安の立像」?
投稿日 : 2019/10/28
私の近くには、畑の真ん中に、奇妙なコンクリートの櫓が立っています。
私にとって「不安の立像」的存在となっていて、たまたま近くを通る機会があって、不意に、もっと見てみたくなってしまった訳です。
犬を散歩する人に「あそこに立っている奇妙な棟は何ですか?」
と尋ねてみました。
「私も知らない。45年も前から住んでいるが、ここに来た時からずっと立っている。あれがどうかしましたか?」と答えてくれました。
この建物が、そうです。実態は、電話装荷線輪用棟なのです。
子どもの頃、畑のど真ん中に、ぽっんと立っていて、「何だろう?」と思っていました。大人に聞いても判らなかつたので、私の「不安の立像」的存在でした。15年ほど前に、市立図書館の文献で、昭和初期に建てられた,有線棟であると解りました。 記憶では、東京から神戸まで有線で結ぶ壮大な事業だったそうです。
上部には、ケーブルを引き込む為の金具が3本取り付けられています。
私有地なのか、倉庫代わりに成っています。遠くから目立つ為、
子どもの事故を防ぐ為でしょうか、ここは危ないの看板が3本も立ててあります。
これと同じ棟を、隣にある亀山市でも見た事があります。
今度確認に行きたいと思います。
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