ゼフアー(火の玉オレンジ)のタンク修理1
投稿日 : 2019/10/26
|
ゼフアーの火の(玉オレンジ塗装)の凹み修理
転倒による損傷との事
何か所かに、凹みが出来てしまいました。塗装もわれてしまっています。
20センチほどの大きい歪みです。
とりあえず引き出す為の段取り
タンクを定盤に固定することから作業が始まります。
端材や、廃材で簡単な固定具を作ります。
後部の固定
ガッチリとタンクを定盤に固定し、さらに引き出す部分に近い部位にも補助的な留め具を使い固定します。
ハンダつげする為に塗装を剥がします。
ハンダ付は低温なので、熱による金属変化が少なく、鉄板をコントロールし易い利点があります。
粗挽引きします。凹んだ金属は、加工硬化(金属に応力を与えると塑性変形によって硬さが増す現象)
が発生していて、元の位置に戻すのに強い力が必要です。
タンクは、曲面なので引き具を切り分け細分化し他方面から引きます。
高い所をハンマーで押え、低い箇所をハンダ引きします。
ドーリーが入ると作業が楽なのですが….
低い部分にハンダが残り面が出て来ます。
あともう少しです。
|
