掃除機の吸引モーターの修理

 

イメージ 1建設作業で使用するコンクリートカッターは、水で、冷やしながら切り進んでいきます。この時、粉砕された粉じんをバキュームクリナーで吸い込み作業現場を清掃しています。
 
このバキュームクリナーが壊れたので診て欲しいという依頼です。
 
原因は、モーター先端のブロアーが鉄製のカバ-が錆びて接触し回転不良していました。
 イメージ 5
 
錆びて無くなっている部分を造り変えます。1ミリのボンデ鋼板をコンパスとホルソーで作ります。
 
直径14センチの円盤に巾25ミリの帯状の鉄板を溶接します。
 
計算式   円周=2πr  直経×3.14
 
14×3.14=43.96センチ
 
44センチの帯板を3本ロールで曲げます。
 
イメージ 4
 こんな感じでできました。 小学校では直径の3倍と教えているそうですが、これだと2センチも足らなくなります。ゆとり教育の弊害が露呈してしまいそうです。
イメージ 3
 腐っていた部分を切り取り新たに作った部品を溶接します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2錆止めを塗装後、取り付けます。
 
新品部品が供給出来無かった為に修理してしまいましたが、職人さんにとって使い慣れた道具は、愛着もあって捨てられないのでしょう。

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