ヤマハRZ350の燃料漏れ修理

 

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ヤマハRZ350の燃料漏れ修理を行います。何も漏れなど感じさせないタンク、しかし、燃料が漏れてしまう。というユーザーの訴えに確認してみると…..
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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タンク下部には、パテ、アルミテープの燃料漏れの対策が、燃料タンク内部には、漏れ止めの為の、コーテング剤が実施されています。
 
 
 
 
 
 
 
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パテとテープをはがしてみると
錆の為、内部から穴が出来てしまっています。これを埋めないと修理は、終わりません。
 
この部分は、タンク最下部になり水が溜りやすく、腐食されています。
 
 
 
 
 
 
 
サンドブラストで表面を整えます。
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穴は、ブレージングワイヤーでミグ溶接して塞ぎます。ブレージングワイヤーは、ロウ付溶接と同じなので、これを使います。ろう付けは、最小限に抑えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
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次にハンダ盛り、ブレージング溶接後、ハンダを盛ります。 ハンダとろう付け溶接は、相性がよく、簡単に巣穴を埋めてくれます。ヤニを脱脂後、研磨します。
穴の部分より大きくハンダを盛るのと、熱を十分にして、ハンダを浸透させます。
 
 
 
 
 
 
イメージ 8余分なハンダを研磨します。この後、タンクに水を入れて、漏れを確認します。

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