農業機械の修理です。近くで大規模農業を経営されている方からの依頼で、有機肥料を畑に蒔く荷車を修理することになりました。 有機肥料は、鶏糞にもみ殻を混ぜて発酵させて作るそうです。永年使用すると、湿り気のある肥料は、ボデーを腐食させます。
こんな感じで、フレームや根太フレームが、錆びています。
酷い錆によりボコボコに腐食され、根太フレームを交換、樹脂パネル交換、フレームボデーの錆取り、補強板溶接、塗装、ギアトレィンの修理、調整を行います。
オーナーは、この種の機械を複数台、所有しており、修理して稼働率を上げ少しでも生産効率を上げたいそうです。
部品を取りはずして、根気とサビ取りを行います。
外すのも大変、ボルトが錆びていて緩みません。酸素切断機でボルト飛ばして外しました。
全体に錆が出てあちこち穴が開いています。積まれた肥料の残りが堆積してしまうので錆びを促進させてしまいます。
取りあえず、バラしながら、新しい部品を製作していきます。
農機具のレストレーションの始まりです。
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