ハーレーWLフェンダー修理

 

ハーレーWLaフエンダー修理

 フロントフエンダー
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ハーレーWLaのエンダーを修理しましたので、報告いたします。皆さんは、ハレーWLaを知っていますか?オートバイの世界でハ―レーを知らない人は、いないと言っていいほど有名ですが、ハ―レーは業歴も古く、生産台数、種類もまた多く、私もどれだけの車種があるのか解りません。
 
 
 
 
 
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このハ―レーWLaは、どういう車種かというと、つまり、軍用オートバイで第2次世界大戦中に使われた軍用オートバイです。日本には、戦後の一時期進駐軍が持ち込んだ車両が多く入っていました。つまりビンテージものバイクなのです。数からすると、軍用車は数が少なく、日本にも進駐軍が使用した物を一般車に戻し売られたと雑誌などで読んだことがあります。
 
 
 
 
 裏面 補強鈑の取り付け部
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 軍用車は、この薄いフエンダーが付きます。生産性の向上と資材の省資源化でしょうか。
 
 
 WLは、排気量が750CCしかなく、ベビーツインと呼ばれています。
 
 
1935年から45年当時では、0.75ℓは、普通の排気量だったのでしょうか。
 
 
 
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こんな感じで、補強鈑との間は、水、泥が溜まりやすいので、激しく錆びてしまい。穴が開いてます。
 
 
 
 
 
 
 
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激しく錆びた外板パネルを切り取ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エアツールを使って錆を落としました。
  
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 取り外した補強板
 
 
 
 
 
 
 
 
切り取った部分に合わせて鉄板を溶接します。
イメージ 7イメージ 8木臼の上でアールを造ります。
 
 
 
 
 
 
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 こんな感じで、突合せ溶接しました。
 
 
これを見るとジープもそすが、大量生産できる様に、簡単に造られている。プレスの手間が非常に少なくて済む、アメリカの合理主義が解ります。
 
日本の陸王も軍用オートバイとしてありましたが、大量生産できませんでした。日本は、この生産技術も遅れていたのでしょう。
 
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イメージ 11裏側はこんな風になっています。

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