エンジン付きコンプレッサーの修理

 

エンジン付きコンプレッサー (エアーマン)の修理

                   今日はイメージ 1、コンプレッサーの修理を依頼されましたので、報告します。コンプレッサーと言っても、何の事か解らない方の為に、ご説明すると、この機械は、エンジンの動力で、コンプレッサー(圧縮機)を動かして、圧縮空気を発生させ、そのエネルギーで斫機を作動させる事を主たる目的とした建設機械なのです。要するに、コンクリートを砕く機会なのです。
 
 
 
 
  
 
 
イメージ 2それで、何の故障かというと、エンジンを始動させ、しばらく運転して作業を終えると、再始動出来なくなるという故障です。オバヒートが、この手の故障に該当します。
 
トラブルシューテングを考える中、まず、基本となる冷却水、オイル、作動油の量を点検しのした。その結果、冷却水の減少が見受けられたので、この部分が、怪しいと感じて、水漏れを点検、特に著しい漏れがない事から、サーモスダッドを点検を行いました。
 
                     
イメージ 3 今まで何度も、サーモスダット不良を経験していたから、何となく怪しい気がしていましたが、やはり壊れていました。開きぱなしで中のサーモワックスが抜けて、固着しているようです。オバヒートとは逆です。とりあえず新品と交換して作業を進めました。
 
 
 
 
 
イメージ 4
その後、テスト運転、エンジンを暖気され、再スタート、しかしスターターは勢い良く回りますが、始動出来ません。
 
どうも、おかしい?。オバヒート無し、ストップソレノイドを点検、作動していない。「原因は、これか。」
 
外したソレノイドバルブ
 
噴射ポンプ下に取り付けられていて、ポンプとレバーリンクで繋がっている。
 
 
 
 
 
イメージ 5

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