メグロZ7のタンク修理
本日は、以前に修理したブログ(日記)を書いてみたいと思います。過去ブログではありますが、巷で騒がれている様な捏造、虚偽はございませんので、よろしくお願いします。
このタンクは、メッキ屋さんからの依頼で、凹みをロウ溶接で修理しようと、試されたのですが、溶接熱で反って歪みを大きくしてしまいました。赤い線は、塗装される部分なので、メッキを施す部分を中心に修正を行います。
左側も修正された後があります。
この部分を修正するには、特に溶接際の鉄板が引っ張られているので、凹んだ部分と盛り上がった部分を整える必要があります。
下側に、当て鈑が入る、穴をあけてます。ちょうど叩く位置を考慮しながら、最小の穴をホルソーで空けます。
こんな感じで位置を決めました。後の事を考えると、ガソリン漏れなどのリスクを抑える為にも、穴は出来るだけ小さく抑えます。
ハンマーリング
歪みをタンク上側へ集めます。 結構鉄板は厚いので、大変ですが、思い切った作業をすれば、修正しやすいです。
余分なロウを研磨して、形を整えます。
叩いては、研磨します。
最後は、穴を溶接します。
修正されたタンク
研磨して巣穴が無いか確認します。ここからは、メッキ屋さんの仕事ヘバトンタッチ、研磨され、メッキされて完成します。
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