消防団の1日講習に参加

 

本日は、三重県消防学校で一日教育に参加してきました。
9時30分開始でしたが、8時50分に到着少し早すぎと思いましたが、三重県各地から参加者もあり、既に到着している団員の人達は受付をされていました。
遠い団員は、熊野からこの鈴鹿市に来られており、6時30分に家を出られたそうです。 私は、地元なので10分程度で到着してしまいます。
 
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ここが三重県消防学校、鈴鹿市にあります。毎年、鈴鹿市操法大会や、技術講習会が行われるので、馴染みのある会場です。安全・安心充実県づくりに寄与することを目的として設置されています。昭和53年に造られました。
 
 敷地面積 46,455㎡ 建物総床面積 10,616㎡ グラウンド面積 6,900㎡ 放水訓練場 5,000㎡(100×50m) の大きな総合施設です。
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本日のプログラム
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午前中は、基本訓練で、ホースの拡張、基本注水姿勢を行いましたが、皆さん、このあたりは、日頃から実践済みで、難なく訓練を行いました。
 
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津市から女性消防団員も5人参加され、 ホースを担ぐ拡張訓練も、我々と同じように訓練を行っていました。
 
その後、実際に水を出しての実習、まず教官が、デモされ、注意事項や、操作の方法を細かく説明を受けました。 水圧とホースの重さで確り保持しないと、振られたりします。補助員は筒先員の負担低減とホースのねじれを修正します。
必ず、「補助員離れます。」「入ります。」等の掛け声が大切です。
 
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食堂で食事の後、12時45分から午後の実習
 
先ずはじめは、AFT(Advanced Firefighting Training System) 消火訓練施設での高温度体験。
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このAFTは、県内の消防職団員の消火技術の向上を図るための施設で
火災、濃煙を伴う建物火災状況をリアルかつ安全に模擬し、実火災時と
同様な臨場感溢れる各種総合的な消火活動訓練が、繰り返し可能です。
AFTは、全国に7か所あるそうです。
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10人一組で体験します。我慢大会でないので、気分が悪く成った時は、退出出来ます。
 
実際に室内で火災を発生させ、この状態でどれだけ熱いか体験します。防護服、ヘルシールド付メットが無ければ耐えれない熱さです。立った姿勢と、しゃがみこんだ姿勢では、温度の差が解ります。低い位置では、温度が低く立ったままでは、シールドの隙間から熱が入り込み、痛くて耐えれません。およそ5分ぐらいの体験でしたが、外の真冬の木枯らしが気持ちよく感じるほどでした。
 
 
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この煙突から火柱が上がり天井を舐めます。
 
 
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耐熱体験の後は、AFTを使った実戦訓練を行いました。10人2班に分かれ、2線を使い、火災現場に到着後、火災現場と隣接建物への防御という課題の中、綿密な打ち合わせなしの訓練は、臨機応変な対応が重要で、難しけど有意義な内容でした。
 
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その後、訓練礼式を行う予定でしたが、より実践的という事からロープワークとなりました。もやい結び、本結び、等の基本から、高所から水の入ったポリ容器を下ろす作業の訓練を行いました。イメージ 11

自分をまずもやい結びびを使い柱に確保、その後ポリ容器を降ろします。
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最後は、感想とアンケート記入
皆さん一日ご苦労様でした。

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