ライラックR92 エンジン修理7(圧縮圧力編)

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シリンダーヘッドをOHします。
以前に分解洗浄してあるので、バルブの擦り合わせが主な作業です。
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バルブも特に損傷、摩耗も無く
比較的良好です。
プラグホールも確りしています。
しかし、プラグがこのヘッドに合っていません。突きだし量がたりません。
正規の物と交換します。
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バルブ外します。
整備する前に、以前使用していたタコ棒のゴムが劣化して、吸引出出来づ、新品を取り揃えました。
行きつけの工具店も、「最近はあまり出ないので在庫が無い。明日届けます。」
そんなことで、1日時間が掛りましたが、道具さえ揃えれば、作業は、簡単です。
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タコ棒と呼ばれる吸盤でバルブを吸い付け、研磨材を、シートとバルブの当たり面に塗り付け
廻したり、叩いたりしながら、摺合せします。「パンパカ パンパカ」と快音を立てながらの作業は進みIN EXを終わらせました。
少し以前は、乗用車でも結構この手の修理や、整備は有りましたが、最近では、あまり有りません。
シリンダーヘッドを下ろして行う故障が減った為です。
その原因は、エンジンの性能の向上と、品質と制度が上がったからです。
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仕上がったライラックR92のシリンダーヘッド

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