ライラックR92 エンジン修理1 始動編

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シリンダーヘッドが組み上がったので、いよいよエンジン始動開始、
すんなりとは始動しないとは思いますが、とあえずガソリンを入れ、バッテリーを充電、エンジンオイル補充、イグニッションステッチON キックを試みる。
イメージ 3バシュー バシューとクランキングするが、始動する気配が全く無し、何の手ごたえも無いがまま、唯キックし続ける。
組み付け時にオイルを塗りたくっていたが、新品のピストン リングとシリンダーのボリング面が馴染んでいないのか、又はオイルが潤滑されていないのか、気のせいか、鉄と鉄とが擦れている様に感じる。
何らかの変化を創る為に、キックし続けながら、ポイントギャツプ IG電源、点火タイミング プラグ 混合気などあれこれ点検確認しながらひたす始動を試みる。
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時折休憩し、別の用事を行いながら、ひたすらキックし続ける。
そのうちにキャブレターにバックフアイアーが発生し始め、何となく初爆が出始めました。
約30回くらいしたところで、いきなりエンジンが始動し、びっくり仰天、焼け付き防止も考えて一旦エンジンOFF
「しめたタイミングも合っている様だ。」
懸念していたタイミングギアの合わせもあっている様なのでひと安心、オイルの潤滑を確認しながらタペット調整し、さらにキックを続け、ついにエンジン始動
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何十年ぶりに息を吹き返したエンジン
アイドリングを続けながらキャブ調整を行い徐々に安定させていきます。
始動を繰り返し、エンジンのダメ出しが続きます。

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