ライラックR92 エンジン修理5(圧縮圧力編)

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前回に引き続きエンジンの修理を進めています。
オイルパンから油が、滲むことから6ミリのボルトと、クランクケースのボルト穴の修理を兼ねて、エンジン本体も下ろします。
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取りはずした。クランクケース本体
理し易いように、逆さまに置いてあります。
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アルミケースとカバーを外します。
 こういったアルミ部品は、何度も取りはずすとケースのネジを痛めるので、点検を兼ね慎重に作業を進めます。
分解時に、3か所ほど良くない部分を確認しておりましたが、
ヘリサートコイルを挿入しようかと考えましたが、ボルトが痩せていたことが原因の様で、タップを立て直しで修正することにします。
イメージ 4アルミケースに、むやみやたらにヘリサートコイルを挿入するは考え物、失敗すると取り返しのつかない状態になりかねない。
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一度高圧洗浄機で、切粉などゴミを洗い流します。
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天日で、水切りします。
アルミカバーは、真夏の太陽で、熱くて触れないほど温度が上がります。
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ガスケットが入っていましたが、液体パッキンだけで取り付ける事にします。
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新しいボルトで、締め付けます。
ボルトは、以前使用されていた物より若干長い物にして、アルミのケースに、目いっぱい掛かる様に深さを調整してあります。
ここの締め代が甘いと油漏れ、強すぎるとアルミのケースを壊してしまいます。
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液体パッキンが、オイルパンの周囲にはみ出しているのが分かります。 これでオイルを止めます。

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