ライラックR92 マフラーの再生

今回は、マフラーの再生です。 純正のマフラーが装着されていましたが
永年の歳月と、金属疲労でかなり傷んでいます。テール部分は、穴が開き、取り付け部分は、テール側から押されたのか凹んでいました
 



 
この状態では、修理しても仕上がりが良くならないので、全部作り直す事にします。形状的には、単純な左右対称ですから、比較的再現は楽かと思います。
これが、ステップのエグリとかサイドスタンドの逃げがあると製作が大変です。
 
部品洗浄機で、油汚れサビを軽く落とします。



さっぱりした状態で、図面に落とします。1/1の縮尺で写し取り、細部を測定しながら進めます。

 
次に、内部の確認と部品の配置図化するのにバラします。


 
グラインダー、エアソー酸素切断機を使い切り取って行きます。内部はひどく錆びています。4サイクルなのか油気は少なく乾いています。


 
ライラックのマフラーの内部は、こんな感じになっています。水抜き様に、下側には水がたまらないような構造に成っています。


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