ウナギの穴釣の仕方

 

 仕事が終わり、食事前のひと時
近くの川で、ウナギを釣りに行きました。毎年この時期は、ウナギがよく釣れます。毎日出かけますが、2匹は釣れます。川は、狭く、浅いのと、釣れるポイントは限られているので、良く釣れても、3匹ぐらいです。雨降りの後など、河の流が変わる と、採れなくなったりします。
 
 
 
 
 
  
まさか、こんな川にうなぎがいるのか?と言われるぐらい町の真ん中を流れる川です。水深約 平均20センチ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
穴釣りは、下見が大切です。夜間、懐中電灯で、ウナギのいそうな穴の中を、探します。よく見ると、少し頭を出しています。光を近づけると中に入ってしまうので、素早く見つけるのが腕です。居た場所をにチヨークで印を付けておきます。
 
 
 
 
 
普通うなぎ釣りは、3本ぐらい竿を使いますが、穴釣りは、1本しか使いません。
道具も非常にシンプルです。竹の棒切れの先端部分に、溶接で余ったアルミの溶接棒をビニールテープで巻き付けただけの物と、針とゴム管、水糸だけの非常にシンプル且つ安価な道具です。道具に凝る人がいますが、凝りようがありません。
  
 
 
 
 
 
そして、穴の中に、ミミズを付けた針を差し込み、明かりを消して待ちます。
しばらくするとウナギのいた穴は、エサを入れると必ず当たりがあり、食いついてきます。
後は、竿から針が外れるので、引き上げるだけの簡単な釣りですが、穴釣りは、釣れても、直ぐには穴から出てきてくれません。こんなに魚の力は、強いのかと思うぐらい、穴に入っている魚を引きづり出すのは、大変です。穴の中で、必死にもがくのか、泡粒とか、砂やドロが濛々と出てきます。
 
 普通の釣りと違うのは。エサを取られても、新しい活きの良いエサのミミズを入れてやると、また食いついてきます。
 
カニと魚では、あたりが違います。魚は、引きが強く、すぐにに魚だと解ります。
カニにエサを取られるのと、どういう訳か、穴の中で石に引っ掛かりやすく針を切ってしまいます。
 
 エサのミミズは、枯草が積み上げてある堆肥から入手します。釣り具店で買うミミズは、コシが柔らかいし、匂いも少なく良くありません。自然界でいる天然ものが一番です。ドバミミズと呼ばれる固く、活きの良い物が一番です。針を刺した時に出る黄色い体液、独特の凄い匂いだと思っています。あの匂いが水中に溶け出すと、魚の集積効果が働くのだと考えています。
 
 
 
不思議と、ウナギの穴は、釣れてもしばらくすると、また別のうなぎが入るので、うなぎの穴は、穴場です。…….穴場と言われる語源ではないでしょうか?
 
ベテランがたくさん釣るのは、穴場を沢山知っているからです。
 
動画のURLを張り付けてあります。釣り方の参考にしてください。
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